MGEXフルアーマーユニコーンVer.Ka 製作記録02
- Roy_Nerdock

- 2022年8月18日
- 読了時間: 4分

武器の塗装及び、デカール
フルアーマーユニコーンの鬼門、それは武器です。
というか、そもそも「フルアーマー」って「装甲がいっぱい」という意味なのに、フルアーマーユニコーンガンダムには追加装甲が一切ないのですよね。ただ武器がてんこもりなだけ。これでは「フルアーマー」ではなく、「フルアームド」と呼称するのが正しいはず。
・・・と、心の中でタクヤ・イレイに言いたいものです。
もう一つ、僕は小言を言いたい人がいます。それはバンダイの人!
武器には、ほぼ全部合わせ目があり、おまけにプロペラントタンクのデカールはテトロンシールとなっています。
Ver.Kaのキットなら、水転写にしてもらいたいところ。ただ、この時期のVer.Kaキットは水転写デカールが別売されていました。
しかしながら、この FAユニコーンは何故か別売されなかった。
もし今後 FA用の水転写デカールが発売されるのなら、僕は泣きます。せめて商品の発売と同時期に水転写デカールを販売してください。後々出されても困りますよ…(笑)

で、全てのデカールを貼り終えたわけです。
今回は、発光ギミックが最も目立つように、塗り分けは最小限にしています。
バズーカの砲身くらいでしょうか。バズーカ全体はクレオスのネイビーブルーで塗装し、一部をガイアノーツのニュートラルグレーⅣで塗り分け、更にエナメル塗料のジャーマングレーで塗り分けをしています。この写真だとあまり目立ちませんね。

一応、少ないながらも、他にも塗り分けはしております。細かな塗り分けについては、完成をお楽しみに。
サイコフレーム塗装(失敗)

ユニコーンガンダムといえば、やっぱりサイコフレームの塗装には拘りたい。
MGEXでは、発酵ギミックのため,キット自体のサイコフレームは乳白色をしていました。これは、実物大ユニコーンガンダムでも同様でしたね。
というのも、赤と緑に光らせる都合上、その両方の色の関係が補色(簡単にいうと反対の色=混ぜると汚い色になる)であるのが、乳白色のサイコフレームになった理由のほとんどでしょう。
でも、僕は欲張ります。
ピンクに塗装しつつ、緑にも光らせられるような塗装をしていきます。
先述の通り、ピンクと緑は補色に近いので、今回はパールを中心にした塗装でいきたいと思います。
題名の通り、この後失敗します。

まずは、これらの塗料を調合し、パールとクリアピンクでサイコフレームの塗料を作りました。
これが失敗だったのです。色が濃すぎました。

実際に吹きながら、「なんか濃いなぁ。でもユニコーンのサイコフレームってこんなもんだろ?」と思っておりました。
一見綺麗に塗装できているように見えます。実際綺麗でした。しかし、これをLEDライトでグリーンに照らすと、ピンクが強すぎて綺麗にグリーンのサイコフレームが光りませんでした。
やり直しです。
そこで、一度サイコフレームの塗料を全て落としました。
そして、再度塗料の調合から始めます。
サイコフレーム塗装(成功)

2回目の塗装。
ガイアノーツのクリアーホワイトと蛍光ピンクを3:1で調合したものを、塗装しました。
この時、ライトアップした時にグリーンが透けるように、光源から遠いところはあえて塗りませんでした。
塗装したパーツは基本的に光源から近いパーツたちです。主に乳白色のパーツです。
それ以外の透明なクリアパーツにはピンクの塗装を施しませんでした。
ピンクに塗装したパーツには、更に上からMR.COLORルビーレッドを塗装し、角度によってはピンクに見えるようにもしました。
※背景が汚くてごめんなさい。

今度はグリーンにライトアップしてみました。どうでしょうか。ピンクに塗っているにもかかわらず、しっかりグリーンの光が透過しています。
サイコフレームまとめ
サイコフレームの発光色について、バンシィは、黄→緑。フェネクスは、青→緑というように、黄も青も緑色のライトを透過しても近似色であるため、色が濁ることはないのです。
しかしユニコーンだけはピンク(赤)→緑と上記2機とは違い、色が補色となってしまい、混ぜた時に色が濁ります。
キットでは、これを回避するため,ダイバーシティにあるユニコーンガンダムのように、サイコフレームは乳白色で成形されていました。
ただ、飾るときに乳白色だと、どうしても寂しいので、今回はピンクに塗装し、更にグリーンにライトアップしても違和感ないように調整しました。
方法としては、
ガイアノーツクリアーホワイト;蛍光ピンク=3:1の比率で調合したものを塗装。(光源から遠いパーツは極力塗装を避ける。)
1.で塗ったパーツにMR.COLORルビーレッドを全体的に塗装する。
この手順を踏めば、MGEXユニコーンガンダムのサイコフレームを、ピンクに塗装しながらライトアップさせることができます。
ぜひやってみたい方はチャレンジしてみてください。
(おわり)











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